2006年06月13日

日中関係は「政冷経涼」か?

人民日報から興味深い論評が出ていました。

論評:中日経済、なお激流を勇進する必要

論の内容的には、中国の対日輸出が減少していて経済的にもやや冷めてきているといった話ですが、本当にそうなのでしょうか?これに関しては、確かに対日輸出が下がっているのは事実なのでしょうが、それは元が円に対してドルよりも大きく切りあがっている為であるという説もあり、何とも言えないものがあるのではないかと思います。

問題は、ここではあまり触れられていませんが、日本の(というよりも世界的な)対中投資の形態の変化だと思います。中国が経済発展し人件費が高くなるにつれて世界の「消費国」となることが期待され、企業は中国を「工場」としてみるのではなく、中国で生産したものは中国で売るという現地生産・現地消費に変化してきているのです。そしてその代わりとして、工場の役割はロシア・東欧に変化していくのでしょう。結果として、中国は確かに投資はされるのでしょうが、これまでのような輸出をテコにした経済成長ではなく、内需主導の経済成長に少しずつではありますが、変化していくものと思われます。そしてその企業の中心として、英米の企業とともに日本の企業も進出していく、というのを日中の新たな経熱の形態としていかなければならないのだと思います。




posted by 正弘 at 02:54| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月12日

日本の企業だと思ってた…

朝鮮日報に、英国でサムスンやLGが日本の企業だと思っていたと言われて残念だったみたいな記事が出ていました。

【記者手帳】企業ブランドよりも国家ブランドが劣る韓国


でも確かに私も昔LGが日本の企業だと思っていて、韓国だといわれてちょっと驚いた事がありました。結構前の話ですが、日本でもアメリカ人がSONYがアメリカの企業だと思っていたと言われて傷ついた、というような話があります。途上途中の国のブランドではよくあることなのかもしれません。といっても、SONYの場合や、私がLGを日本企業だと思っていたような場合では、「自分の国の企業だと思われているほどその国で浸透しているのか」、と思うことも出来ますが、この場合はちょっと微妙です。しかも言われたのがライバルだと思っている日本だとするとなおのことなのかもしれません。記事自体は単なる政府批判なのか自虐なのかどちらかといった終わり方をしていますが、この現象自体が結構面白いのではないかと思います。




posted by 正弘 at 19:28| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月06日

政治献金から見る米国共和党と民主党(2)

ずっと更新せずにいたんですが、どうもこれを見に来てくれている人も結構いるようなので(グーグル検索などで)、改めて(2)を書いてみることにします。

さて、(1)ではサイトからコピペしたのを張っただけだったので、とりあえずそれらをまとめた上で考察してみると、恐らく以下のようなことになるのだと思います。

共和党との繋がりが強い分野
第一次、第二次産業全般と多くの第三次産業(一部金融資本含む)。実業界に強く金融でもかなりの幅を利かせています。とにかく産業界しか相手にしていないので、サプライサイド経済学などがまかり通ってします。要するに、ブルジョワ政党なのでしょう。米国で経済格差などが問題になっているのは、やはり共和党が政権を取っているからだといえます。

民主党とのつながりが強い分野
一部金融資本と、労組全般、人権団体全般、弁護士団体全般、後はメディアやIT関連などに強みがあります。この辺が「寄せ集め」といわれる所以でしょう。庶民には優しいのでしょうが、まとまった政策など取れるはずも無く、しかも産業界の支持などは気にする必要も無いので、民主党が政権を取ると経済的には確実に衰退していきます。

大体こんな感じなのではないかと思います。米国での政権交代があると、ある程度日本でも思想的に影響がありますので、2000年に米国で民主党から共和党に政権が変わった時どのように日本の世論が変わったのかなどを考えてみると結構面白いのではないかと思います。




posted by 正弘 at 15:59| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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