2005年12月04日

東欧・旧ソ連圏の対ロシア連合発足

 東欧と旧ソ連圏の親米欧9カ国の首脳は2日、キエフでフォーラムを開催し、地域の民主化促進を掲げる「民主選択共同体」の発足を宣言、地域からのロシア軍の撤退を求めるなど、原油高による経済成長で大国復活を目指すロシアに結束して対抗する姿勢を打ち出しました。

 共同体は「民主革命」で新米欧政権を樹立したウクライナのユーシェンコ大統領とグルジアのサーカシビリ大統領が8月に提唱し、歴史的に旧ソ連の支配を受けた東欧諸国が賛同しました。この日首脳が参加した9カ国にポーランドとブルガリアを加えた11カ国を中心メンバーとしてスタートしますが、フォーラムにはこのほか12カ国・地域の出席、EUと米国もオブザーバーとして参加し、バルト・黒海・カスピ海沿岸にまたがる「欧州の価値観」に基づく緩やかな共同体として協力していくようです。

 ロシアは29日、国有天然ガス会社のガスプロムが旧ソ連諸国に適応していたガス輸出の優遇措置を廃止し来年から価格を欧州並みに上げると表明したばかりです。値上げ対象国はバルト三国、ウクライナ、モルドバ、グルジア、アルメニアで値上げ幅は五割から三倍超に上ります。親露政権のベラルーシはやはり適応外でした。ロシアはこれらの国に対してエネルギーを割安で提供してきましたが、価格交渉で大幅値上げをちらつかせるなど、エネルギーを外交カードとして使用してきました。その戦略はうまく行っており、ウクライナは再び親露政権に戻りつつあると思っていたのですが、ここに来て冷や水を浴びせられた形です。優遇措置廃止を発表した直後の対ロシア連合発足の分だけ、よりインパクトがあります。これはウクライナをはじめ東欧各国の親米欧路線の強い表明なのでしょう。もっとも、ロシアに頼らなくてもエネルギーを安定かつ安価に供給できる体制が整ったのかどうかはわかりませんが…。






posted by 正弘 at 03:30| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 国際 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
更新待ってました^^
これからもがんばってください☆
Posted by shuukaidou at 2005年12月06日 06:26
shuukaidouさん、コメントありがとうございます。

普段の生活が忙しくて中々更新できずにいました…。時間が出来たというわけではないのですが、できるだけ更新していきたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。
Posted by 正弘 at 2005年12月07日 02:18
EUの、措置すればよかった?
かつ東欧まで協力したかもー。
もっともEUと三国に親米っぽい賛同すればよかった?
もっともきのうきのえが、EUで発足されたみたい…
かつEUが東欧までEUとオブザーバーへ交渉しなかった?
もっともEUの中心が交渉したの?
Posted by BlogPetのきのえ at 2005年12月08日 09:06
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。