2005年12月17日

民主党前原党首のCSISでの講演内容

 民主党の前原党首が12月8日、米国の戦略国際問題研究所(CSIS)で講演会をしてきたようです。講演原稿の全文については以下をご覧ください。

「民主党のめざす国家像と外交ビジョン」
(米戦略国際問題研究所(CSIS)での講演原稿)

簡単にまとめてみますと、

得票数で言えば民主党の1に対して自民党は1.3でだったが、議席数でこそ民主党の1に対し自民党は2.6となり大敗したが、創価学会票を除けば票数では自民党と拮抗しており、政権交代は十分可能。

給料が高く、数が増えすぎた公務員制度、談合体質で高コスト体質が定着し、何よりも不要な事業が見直されない公共事業、国が補助金という仕組みを使って過度に地方政府に関与し続ける中央集権体制、そして官僚の無駄遣いや天下りの温床となっている特別会計――これらによるコストを自民党は増税でまかなおうとしているが、民主党は「行革なくして増税なし」の路線を貫く。

外交については、米国政府と同様、北朝鮮との外交関係の正常化、国交正常化を望むが、経済援助の実施を含めて、それには北朝鮮による核兵器開発計画の中止と、核関連兵器及びミサイル兵器の廃棄が不可欠。

などなど。

 それにしても、CSISで講演をやっていることにまずつっこむべきなのでしょうか?しかもわざわざ講演会まで開いて、やっていることはニューライト(特にネオコン)へのおべっかばかりです。まあ前原党首が米国共和党の中でもネオコンと仲が良いので、それは仕方がないことなのかもしれませんが。こうやって改めてみてみますと、前原党首の主張はネオコンと驚くほど似ています。しかし、よくよく考えてみると前原党首も気の毒な時期に党首になりました。ブッシュがイラクに大量破壊兵器はなかったと強行に主張し、もっとネオコンが元気だったら、こんなに立て続けに民主党内部でごたごたが起こることもなかったでしょうに(旧社民党系は次々に不祥事起こしそうですが)。民主党は本当に前途多難ですね。




posted by 正弘 at 14:06| 東京 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | 国際 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
CSISでは石原慎太郎都知事も講演してましたね。石原も反米やめてネオコンについたみたいです。まあ彼はバックがイナガワさんだから仕方ないですが。しかし前原代表の講演もホントにひどい内容ですね。ホントに軍需産業丸抱え丸出しです。しかし松下政経塾は親米議員製造工場ですね。実は今松下政経塾のスポンサーをやっている京セラの稲盛会長はCSISによく出入りしているそうです。
Posted by 抵抗勢力 at 2005年12月17日 15:01
松下政経塾ってCSISと結構関係深いんですね。それにしても、前原代表の講演はアメリカで共和党の主張ですといって講演しても違和感ないのじゃないでしょうか?あの公演をアメリカでやってきたとすると、ある意味シュールです。
Posted by 正弘 at 2005年12月17日 15:37
そういえば、前原さん自身も微妙に問題が起こっているようです。

民主党:前原氏後援会、寄付金の記載漏れ−−計315万円
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20051214dde041010072000c.html

どこが漏らしたんでしょうか。党内の左派勢力ですかね?叩いてはいるんですが、最近前原さんが少し可哀想に思えてきました…。
Posted by 正弘 at 2005年12月17日 15:58
以前に前原代表周辺でいろいろでてきていると書いたのはそのことです。西村議員といい伊藤公介議員といいアメリカのネオコン失脚が日本のネオコン系議員にここまで露骨に影響を与えるとは。正直びっくりです。ご丁寧にも西村さんは再逮捕されるみたいです。
Posted by 抵抗勢力 at 2005年12月17日 16:33
西村さん再逮捕ですか、大変ですね。それにしても、ネオコンに近い人間が大勢を占めている現在の自民党と違い、まだまだ勢力拮抗といった感じの民主党はダメージが顕著な気がします。前原氏を党首にしてしまったことは、この先民主党が立ち直るのを遅れさせてしまうかもしれませんね。
Posted by 正弘 at 2005年12月17日 20:58
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