2005年09月28日

中国の対日外交政策に変化が…?

 どうも最近中国では対日外交政策が変更されたようです。何と言うか、「弱気」になりました。今日の新聞で気になる記事は以下の通り。

首相の靖国参拝自粛要請(日経新聞 総合・政治面)
中国共産党中央対外連絡部の李軍アジア二局長は小泉首相の靖国神社参拝について「8月15日に参拝しなかったことは評価している」、「衆院選で自公で3分の2の議席を取り安定した基盤が出来た。外交上も日中関係を進める英断をすると期待している」と参拝自粛を求めた。

中国の対応一変協力問題に終始(同経済面)
北京を訪問中の日本経団連の奥田碩会長は26日、中国の温家宝首相と会談後、(中略)歴史認識問題で大半の時間を割いた前年とは異なり、約一時間の会談のほとんどが省エネなど前向きな協力問題に終始した。(中略)小泉首相の靖国神社参拝についても直接の言及はなかった。温首相が歴史認識をめぐる批判を繰り広げた前回とは様変わりした。

ネットでデモ扇動禁止(同国際1面)
26日付の中国の新聞各紙によると、中国政府はインターネット上で違法なデモや集会などを「扇動」することを明確に禁止する規則を制定した。4月の反日デモや各地で頻発している暴動などがネット上の情報をきっかけに発生・拡大する場合が多いため、取締りの根拠となる法令を強化した。

 今までだと、「参拝自粛を求める」というよりは、明らかな「非難」だったのですが…。靖国問題を外交カードにすることを諦めたんでしょうか。よほど今度の選挙で日本国内のチャイナ・ロビーが殲滅されたことがショックだったとみられます。自民党内の親中勢力である橋本派は議員数が激減した上会長すら決まらない始末、高村派じゃ弱すぎて当てにならないですし。頼みの民主党に至っては岡田克也氏が幹事長を辞任して左派が影響力を無くし、親米政党になってしまいました。今の日本だと下手なことをすると自民・民主で協力して経済制裁くらい簡単にやりかねません。そういえば、中国のガス田開発に関して、政府は海自を使って偵察している上に、中国が譲歩しない場合、春暁近くの日本側海域で試掘作業に入ると宣告しているようです。中国的には「軍艦浮かべとけば試掘を認めるだろう」程度のものだったのかもしれませんが…。ここまで「対中タカ派」が揃うことも珍しいのではないでしょうか?中国がこれからどうやって中国国民の「反日」感情を鎮めていくのかは見ものです。

 米国も人民元改革や対中輸入赤字で中国に関して神経質になっています。しかも、日米が対中圧力を高めるとすると、同盟国である英国(とまだまだ経済はその影響下にあると考えられる香港)も黙っていないでしょう。どうやらしばらく中国は「受難」が続きそうです。

<追記>中国の輸出入データ(外務省ホームページ)
貿易額(2004年) (1)輸出 5,934億ドル(2)輸入 5,614億ドル
主要貿易品 (1)輸出 機械電気製品、ハイテク製品、繊維・同製品
      (2)輸入 機械電気製品、ハイテク製品、集積回路・マイクロ組立部品
主要貿易相手国・地域 (1)輸出 米国、EU、香港、日本
           (2)輸入 日本、EU、台湾、ASEAN






posted by 正弘 at 00:35| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(2) | 国際 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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ランドパワーとシーパワーの相克 日本の将来は?
Excerpt: 日本は「東アジア反日共同体」にどう対峙すべきか
Weblog: 言語学研究室日誌
Tracked: 2005-10-01 08:12

反日アメリカ政権
Excerpt: 中共が、潜水艦を東シナ海のガス田周辺やグアム方面にまで派遣しているようだ。 隠密行動最優先の潜水艦がガス田周辺に潜んでいるとしたら、わが国の排他的経済水域での資源探査や試掘には強大な圧力となるであろう..
Weblog: 手前ら、日本人をなめんじゃあねぇ
Tracked: 2005-10-22 11:16

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